-
シャンプーNG例を踏まえて、最も良い洗髪の具体的手順
<洗髪のコツ>
- 2011年 更新
-
育毛の上で、洗髪をどうするかはとても大切な問題です。ここではシャンプーの仕方を解説します。育毛経験の多い人の中でも、方法に多少の違いは有りますし、ご使用のシャンプーにある説明なども参考の上で、行ってください。
- 1)髪を濡らす
-
髪を湿らせます。お湯か水を用いて、約1分ほど待ちます。男性では、どうもジレったく感じる時間かもしれませんが、ここは歌を歌うとか、毎日考えることを決めるなどして、乗り切りましょう。
- 2)軽くゆすぐ
-
お湯を使い、30秒〜1分程度、髪を軽くゆすぎます。お湯の温度は若干ぬるいと感じる程度がベストです。あくまでもやさしく。ここでは、埃などの明らかな汚れ、整髪料などを落とします。シャンプーを使うまでもないようなハッキリした汚れは、ここでかなり落ちてしまうのです。髪がほとんど汚れていない場合では、短めでもOKです。早くシャンプーをして爽快感を味わいたい衝動に駆られるかもしれませんが、あせらない事が大切なのです。
- 3)シャンプーを泡立てる
-
500円玉程度の分量、シャンプーを手のひらに取り、泡立てます。先に頭に塗りつけるなどはイタズラに刺激を増やすだけ。まずはシャンプーを「手でしっかりと泡立てて」から、髪につけて泡立ててゆくのです。当たり前のようにも思うんですが、男性の場合、過去の私も含めてこういうことを余り気にしなかったりしますからね。なお、育毛に良いとされるアミノ酸系シャンプーでは、泡立ちは必ずしも早くありません。
あわてずに手のひらをすり合せていると、自然な泡が立ちます。ゆっくりやりましょう。
- 4)頭皮・髪を洗う
-
頭皮と髪を指の腹でマッサージするように洗っていきます。程よい強さで頭皮を押し、血行を促進します。髪は無理に洗いすぎず、頭皮と一緒に指の腹で押すようなイメージでOKです。髪が長い場合でも、あくまでソフトに洗いましょう。泡立ちが足りないと感じたら、手で泡立ててから追加すること。
指の腹を使って頭皮を洗うようにして、もちろんつめを立てないようにします。つめを立ててしまいがちな人、つめを立て気味にしないとどうしても満足感が得られない人は、固めの「ブラシ」を使用しましょう。また、そのような傾向はなくても、爪を短めにして整えておけば、頭皮を傷つけるリスクは減ります。
お仕事やお出かけ先の関係などでどうしても汚れがひどい場合は、一気に洗い落とそうとせず、二度洗いをしましょう。
- 5)ゆすぐ
-
これをしっかり行います。時間にして1〜2分程度と言ったところです。余計なシャンプー分を洗い流すことが目的となります。
- 6)タオルで拭く
-
清潔なタオルでやさしく押さえるように乾かします。ゴシゴシと拭くのは禁物です。柔らかく吸水性の高いタオルを用意しておきましょう。タオルを選ぶだけでも洗髪後に髪に与える負担が大分違い、柔らかめのものをチョイスすれば、どうしても強く押さえがちな人も安心です。
- 7)軽めのドライヤーがけで乾燥する
-
ドライヤーで、あくまでも刺激(高い温度)を与えないように乾かします。濡れた状態の髪を長く放置するのは余り好ましくなく、早めに乾かした方が髪の状態を良く保ちます。
髪が短い場合、自然乾燥でも十分乾きますが、時間がかからないよう吸水性の良いタオルを用います。
※リンス・トリートメントについて
育毛のためには、特に行わないで平気です。リンスやトリートメントは、既に太く黒々としている髪の表面をケアし、ツヤや滑らかさをもたせ、髪をまとめるためのものです。(石鹸シャンプーでは「中和(ごわつき、ばさつき緩和)」のために簡素な専用リンスを用いてもOKです)。
したがって、トリートメント等は発毛の促進、生えてき始めの髪のケア、頭皮ケアとは直接関係ないのです。
育毛の観点から見て、これらの行いすぎは、毛穴のつまり、毛根に不要な成分を行きわたらせること・毛根への育毛剤の浸透を妨げることに繋がります。行いたい場合、「中ほど〜毛先」を中心にケアすることを心がけ、頭皮に付き過ぎないように気をつけてください。
※洗顔について
育毛シャンプーの多くは、洗顔に使用しても特に問題ないものが多いです。しかし、お顔には石鹸やボディソープを利用したい方もいらっしゃると思います。
この場合、頭皮部分はあくまで育毛シャンプーで洗うように気をつけましょう。特に前頭部分の薄毛が気になる方は、気になる部分を刺激の強い洗顔料、刺激ある石鹸などで洗わないように注意してください。(実はこれも薄毛の一因ではないかと私は思っています)
※旅行にはお気に入りのシャンプーを忘れずに
これが大事です。旅行時には気に入ったシャンプーを携行しましょう。カラのミニボトルも市販されていますので、用意しておけば、出張や旅行の際に直ぐ持ってゆけます。
どうしても出先で忘れてしまった場合ですが、髪の不快感が少ない場合はお湯のみで洗髪します。逆に、汗をかいてしまったとか、とても汚れてしまった場合には、普通のシャンプーで構いませんので洗髪しましょう。お湯をメインとして洗い、シャンプーは少なめに使用します。

- 育毛剤の購入先一覧をまとめました
- 育毛剤の購入先を「男性用育毛剤・女性用育毛剤・育毛シャンプー・育毛サプリメント」のジャンルに分け、一般ユーザーの人気度順に一覧にまとめました。
使用方法、性別、育毛剤に期待する効果などから、自分にあった育毛剤を探してみてください。定期的にリサーチを続け、購入先一覧はの並び順は追加・変更していきます。