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その他の薄毛にはどのようなものがあるのか?徹底解説
<薄毛の種類2>
- 2011年 更新
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薄毛の種類 [1] ではいわゆる「若ハゲ」(AGA、男性型脱毛症)について説明しましたが、そればかりではありません。
- 粃糠性(ひこう性)脱毛症、脂漏性脱毛症
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粃糠性(ひこう性)脱毛症、脂漏性脱毛症 というものもあります。粃糠性脱毛症とは簡単に言うと、頭皮が乾燥しすぎて脂質が不足するタイプ。乾いたフケが頭皮に多くなり、結果、炎症を起こしやすくなり、脱毛が多くなるのです。
脂漏性脱毛症とはその逆で、頭皮が脂っぽくなり、頭皮が赤く炎症を起こしたようになるなどします。結果として頭皮はダメージを受け続け、脱毛が多くなります。
両者ともカユミや不快感を伴うのが特徴。ただ、この両者(いずれか)だけで薄毛を発症するケースは少なく、「AGA」と併発しているケースが多いようです。
AGAと考えられる人でも、頭皮の乾燥、または脂っぽさを感じる人は多く、乾燥や過剰な脂分を解消していくことでの薄毛克服もかなり有効です。
- 老人性脱毛症
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60代以降となると、髪の毛が全体的に少なくなってきます。この場合では体毛も薄くなることが多く、AGA型の脱毛も同時に起きてきます。
- 女性の脱毛症
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びまん性脱毛症が多く見受けられます。「びまん」とは多く広がるという意味で、「限局」の反対です。男性が前頭部・頭頂部など、限定された部分からハッキリ「はげ」を生じやすいのに対し、全体的に少しずつ薄くなるケースが多い、ってことです。起きた当初の悩みとしては深刻なことと思いますが、生活習慣やヘアケアの改善などで、比較的克服しやすいのが特徴といわれています。
また、女性にもAGA型の脱毛があると書きました。そのメカニズムを見ますと、原因は男性のAGAと同じく、抜け毛の元凶であるジヒデロテストステロン(DHT)にあります。
女性の場合、このDHTの働きをエストロジェン(女性ホルモン)とプロゲストロンという物質が妨害してくれるのですが、加齢に伴ってエストロジェンが不足・不安定になることにより、薄毛が起きるのです。こちらについても、食事やサプリによるケアで解消でき、男性よりは楽に悩みを無くせるケースが多いようです。
- その他
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このほか、主にストレスによる「円形脱毛症」、女性に見られる「産後の一時的な脱毛」(一時的なホルモンバランスの崩れによるもの)、子供に見られる「抜毛症」(自分で毛を抜いてしまう)、「無理な髪型(髪を強く引っ張るなど)を続けることによっての脱毛」「病気の治療において副作用として起きる脱毛」などがあります。
円形脱毛症の多くでは、強い一時的ストレスが主たる原因なので、それを取り除けば簡単に回復することが普通です。しかしそれほどのストレスとなりますと、精神面でもケアが必要と思われます。程度がひどいときは皮膚科医師などの診察を受けましょう。
<ほとんどの脱毛は、ここまで述べてきた何らかの類型に当てはまります。>
しかしその他に、類型に当てはまらない脱毛もあります。男性型脱毛症、いわゆる若はげでもなく、円形脱毛や産後脱毛、老人性脱毛などにも該当しない・・・というとき。これらについては疾病や化学物質など、思いもしないものが原因になっている場合があり、脱毛だけの問題ではない可能性があります、医師の診察を受けましょう。
大まかに言いますと、薄毛にはAGAのほか、以上のような種類が有ります。おおよそどれに該当するでしょうか。漫然と「薄毛・はげ」「アッ薄い!なぜ?何?」と悩んでいるのにくらべ、こう分かるだけでも少し気が楽になるのでは?
私も最初は、知識を得ることすら拒んでいた時期がありました…。自分の実状からの逃避っていいますか。しかし、焦らずに正しい知識を得ていくこと、それがやっぱり近道なんです!

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