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育毛剤の効果とその使用するタイミングを徹底調査。
何事もタイミングが大事!
- 2011年 更新
- そもそも育毛とは?
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「育毛」の定義は実はあいまいです。「抜け毛予防」、「発毛を促進」と書けば具体的な状態が分かりますが、その両方を上手く合わせた状態が育毛と考えています。
正常な状態でも髪は毎日抜け、新たに生えることを繰り返しています。育毛とはそのサイクルを整えることともいえます。
もう少し広くおおらかに考えれば、「薄い」「生えていない」と考えられる部分を、「薄くない」「生えている」という状態に戻すことでしょうね。または「状態を保つ」ことも含まれるでしょう。
- 育毛剤を使うタイミングは?
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個人的な経験から言うと、(1)まずこれまで使っていたシャンプーなどを改め、低刺激な洗髪に切り替えます。これが第一です。(2)次に食生活なども出来る範囲で見直します。出来れば両方、すくなくとも(1)を始めてから使用するといいと思います。
以下、各種育毛剤に多い効果を並べていきます。外用型(外から塗るタイプ)の育毛剤をメインとして紹介しています。
- 荒れた頭皮を治癒する
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薄毛となってしまう原因の中の一つに、頭皮環境の悪化があります。荒れてしまった頭皮からは、なかなか上手く髪が生えてこない状態になります。体としてはまず肌の荒れを治すことにエネルギーを使うからですね。育毛剤の多くは、発毛を促すと同時に、頭皮を整える作用を併せ持っています。
- フケ、カユミ等の予防・抑制から
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そこで、皮膚の炎症を抑え、カユミやフケを抑制することも「育毛」のひとつとなってきます。元々頭皮状態が悪かった人には、これだけでも効果が出てくるのです。
- 血行を促進する
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文字にすると地味なのですが、色々な天然エキス等を使用し、頭皮の血行を促進します。これが毛母細胞などに作用し、頭皮と髪の間、あるいはその周辺の血流をさらに良くしていきます。血行とは即ち栄養を運ぶことに他なりません。生活習慣や食生活を改善してもなかなか目的地(髪、頭皮)までたどり着かないでいた栄養を、補給していくわけです。
- 有効な成分を効率よく送り込む
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髪に良いとされる成分は色々とありますが、直接は摂取できないものや、摂取しにくいもの、経口摂取では効果が得にくいものがあります。育毛剤ではこれらを例えば微粒子化するなどして、毛穴の奥深くにまで浸透させます。
- 頭皮への保湿を行う
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皮脂の状態は脱毛などにも大きく関与してきます。皮脂を取りすぎた状態が持続したり、皮脂が固まって残った状態が持続したりすることは好ましくありません。このあたりを育毛剤に含まれる成分がコントロールしていきます。
- 適度な刺激で命令を与える
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毛根周囲の細胞が「休止期」のまま、活動を止めてしまうケースや、活動が鈍ってしまうケースがあります。新しい毛が生えてこなくなってしまいますね。こんなとき、育毛剤に含まれる成分が「刺激」を与えることにより、活動が再び始まったり、鈍りにくくなったりとするのです。
- 脱毛に関係する酵素の働きを抑制する
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育毛剤に含まれる各種天然エキスには、抜け毛の進行に関与する「5αリダクターゼ」の働きを阻害する作用のあるものがあります。
<内服型の育毛剤=主に医薬品では、この効果を狙っています。> - マッサージ効果
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育毛剤を塗りこむ際にマッサージ効果を伴うものがあります。手指による物理的な動きと、育毛剤による効果とがあいまって、血流を促進し、頭皮を柔らかくしてゆくのです。
- その他独自の効果
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その他、各種育毛剤には独特の効果があり、生薬同士の組み合わせによる育毛効果や、酵素による効果、安全性は判っていてもメカニズムは不明な育毛効果なども含まれます。
このように、育毛剤には多用な効果があり、単一の効果で攻め込むものや、複数のエキスでの相乗効果を狙うものなど、色々なタイプがあります。
いずれとしましても、肌に合うものであれば、抜け毛が減り、鈍っていたヘアサイクルが正常化してくる効果が見込めるのです。
まずはシャンプーで頭皮環境を整えることに集中してみたり、サプリや内服薬で効果を狙ったりとすることも出来ますが、最終的に効果が現れてほしい「頭皮」「髪」部分に外からもう一押しを与えたい、こんなとき、やはり育毛剤ですね。
個人によって差はありますが、続けてみる・何種類か試してみる価値は有るのが育毛剤です。

- 育毛剤の購入先一覧をまとめました
- 育毛剤の購入先を「男性用育毛剤・女性用育毛剤・育毛シャンプー・育毛サプリメント」のジャンルに分け、一般ユーザーの人気度順に一覧にまとめました。
使用方法、性別、育毛剤に期待する効果などから、自分にあった育毛剤を探してみてください。定期的にリサーチを続け、購入先一覧はの並び順は追加・変更していきます。