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資生堂「アデノゲン」詳細<解説&ネット口コミ>

資生堂の育毛剤です

2011年 更新

「アデノゲン」は資生堂の育毛剤です。

先に言ってしまうとこの製品、2005年に打った「広告」が薄毛について倫理的配慮を欠くものであるとしてニュースにもなり、会社が謝罪する事態にもなりました。

そんな経緯もあるので、このところそれほど大きな広告展開をしていません。またクチコミでも「アデノゲンは使いたくない(広告展開に腹が立った、イメージがいやだ)」という思いが先にありきのものが散見されます。

しかし、育毛剤として問題があったとか、開発したチームや製造・管理上のことに問題があったとかいう話ではないので、「先入観を取りはらって」調べてみる価値はあるでしょう。ニュートラルなクチコミやレビューが減ってきており、実状がわからないのが残念。このことを言いたいので、あえて冒頭のことも書きました。

アデノシンとは

生体内にある成分、それがアデノシンです。そしてこのアデノシン、ATPなどの一部となり、体には欠かせない物質なのですね。

で、「FGF−7」という発毛因子があるわけですが(これも体内に元からあります)、アデノシンには毛乳頭に働きかけ、このFGF−7を産生促進する作用がある、このアデノシンを頭皮に直接浸透させ、ひいては発毛を促してやろう、こんなコンセプトですね。

発毛因子と呼ばれるものは複数あり、その一つであるFGF−7を活性化したから即発毛に繋がるとはいえませんが、アプローチとしては個性があり、期待感が持てるものだと思います。

生体に馴染みやすい

アデノシンは体に元からある成分。確かに各種天然エキスの育毛効果にも見逃せないものはあるわけですが、元からある物質を増強していくといった方法は、「効きやすい」という感じがしないでもありませんね。資生堂の持つ技術力自体は否定できないと思います。

血行を促進

和漢エキスであるソフォラ抽出エキスには、血行促進作用があります。この辺はチョット地味かなと思いますが、いくばくかの効果はあるかと思われます。

価格は?どんな人に向くか

1か月分で6825円。ですがドラッグストアなどで2〜3割引で購入できますので、それほど高い部類には入らないと思います。「アデノシン」は他にない成分ですので、一度試してみたいという方にはイイと思いますよ。私個人として、現状では、何の育毛剤が絶対にいいとか言うよりも、とにかく自分に合うものを探すことこそが大切だと思っているので、無視すべき製品だとは思いません。

それほど刺激が強いものではないようですが、メントール系の成分は含まれますし、大手のものにありがちで、成分全体に若干刺激が気になります。それらの入った育毛剤を避けたい人には向かないでしょう。

その他の製品

アデノゲンとしては女性用の「アデノゲングレイシィ」があります。またアデノゲンブランドのシャンプーとコンディショナーも安価なものが用意されています。ほかに資生堂の別シリーズ育毛剤として「不老林ライブアクトG」があります(こちらは毛根を活性化するタイプです)。

薬用アデノゲン 150mL(朝晩使用で約1ヶ月) 6825円(税込)

300ml 10500円(税込) ジャーニーサイズ50ml(旅行用)2200円 (税込)
(医薬部外品)

効能:毛生促進、発毛促進、育毛、養毛、薄毛・ふけ・かゆみ・脱毛の予防

【有効成分】

アデノシン(生体内薬用成分)、ソフォラ抽出エキス(和漢植物薬用成分)、β-グリチルレチン酸、パントニールエチルエーテル、l-メントール

薬用アデノゲンのクチコミ

・髪が太くなったような気がしている
・やや刺激がある ・コシ・ハリを感じる
・単体での効果を検証していないが、ボリュームアップを少し感じている
・使いたいと思わない

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